投資は価値なり


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2009年1月6日





買い推奨 ブリヂストン 目標株価 2000円。現在の株価 1358円。

買い推奨 シチズンホールディングス 目標株価 700円。現在の株価 358円。

投機買い パイオニア 目標株価 400円。現在の株価 207円。





ブリヂストンとシチズンホールディングスは長期保有目的の優良漬け込み銘柄。

自動車というものは、不況になると売れなくなります。

しかし、買い替えを控えた人々が乗っている車もいずれは壊れるのです。

そして景気の回復とともに、今まで買い控えてボロ車を乗っていた人々が車を買い換えることは、歴史的事実として統計的にも明らかです。

売れなかった分の車はいずれ売れるのです。

だからと言って、それが未来のいつ頃なのか、なかなか誰にもわかりませんし、待てませんので自動車メーカーはとりあえずパスです。

その車が売れない間も世界中で自動車は毎日走り続け、タイヤという消耗品は毎日摩り減り続け、確実に買い換えられていきます。

というわけでタイヤで世界首位、割安になったブリヂストン。

毎日あなたと鳩山兄弟のために、世界中の自動車がタイヤを摩り減らし続けてくれることでしょう。

シチズンについては省きますがお奨めです。

パイオニアは完全なスリル的投機銘柄です。


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2008年10月21日



ハゲランス



買い推奨 アデランスホールディングス 目標株価 1700円。現在の株価 929円。




男性女性かつらの最王手です。

とても割安となっています。

ちなみにプロピアは負債額43億7500万円で潰れたそうです。(民事再生法の適用申請)

その他、凸版印刷が723円、オンワードホールディングスも690円とお買い得です。


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2008年10月4日



パニックチャンス



買い推奨 オムロン 目標株価 2500円。現在の株価 1461円。
買い推奨 ディスコ 目標株価 5000円。現在の株価 2690円。
買い推奨 メルコ  目標株価 3000円。現在の株価 1505円。




いずれもどこで買うかというだけの話で上から順にお奨めです。

オムロンは言わずと知れたガチガチ京都企業。健康器具。

ディスコは半導体、電子部品向け切断・研削・研磨装置で世界首位。装置と消耗品のダイヤ砥石が2本柱とすばらしいです。

メルコはメモリー。

混乱の中に獲物を見つける。

すばらしき株式投資になるでしょう。


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2008年8月26日



多角化は多悪化



買い推奨 サイゼリヤ 目標株価 2000円。現在の株価 1044円。



ファミレスは全般的に原油高、原材料コスト上昇、外食控えなどがたたり大ピンチです。

しかし事業環境が良くない時は、株価も安く、投資チャンスでもあります。

そんな苦境の中、財務が堅牢で強固なフランチャイズ力を持つところはどこか。

サイゼリヤです。

サイゼリヤは、売上高828億円、純利益44億円、自己資本比率84.9%。(今期は売上高、利益ともに落ちるでしょう。)

一貫して低価格イタリアンに単純特化しており、常に客があふれています。

そして中国に進出していて、すでに黒字化しています。(売上高13億円、純利益400万円)

今後、中国での成長が見込めます。

株主優待も考慮すると、現在の株価で配当利回りは3%位になるでしょう。

できれば1000円以下で買いたいところです。

同業他社で多角化している鳥のマークのところは当分ガタガタです。

多角化は多悪化ともいいますが、戦力集中の原則に反する会社の末路は見えています。


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2008年8月7日



優良銘柄



買い推奨 島精機製作所 目標株価 3600円。現在の株価 2840円。



横編機で世界シェア6割の島精機製作所です。

第1四半期連結決算も6.3%増の48.71億円と好調です。(2009年3月予想85億円)

しかし株価の方は、全体相場に連れ安して2840円と売り込まれています。

同社は有価証券報告書の中で、

「EPS(一株利益)を200円以上とすることを目標値としてまいりましたが、新たにROEを経営指標として重視することとし、継続的に10%以上を達成することを目指してまいります。」

となかなかよい目標を掲げています。

自己資本比率73.2%、流動比率372%と財務も堅牢です。

良い投資になるでしょう。


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2008年7月16日



長期投資優良銘柄A



買い推奨 ヤマトホールディングス 目標株価 1800円。現在の株価 1276円。



誰でも知っているクロネコヤマトの宅急便です。

宅急便ナンバーワンでシェア4割。

私も使います。

宅急便は普遍的事業です。

20年後もクロネコヤマトは、シェアナンバーワンのまま配達し続けているでしょう。

厳しい局面では(原油高などなんでもそうですが)、中小の経営体力のないところが潰れ、結果的に大手のシェアが拡大します。

そんなこんなで株価的にも妙味があるのでヤマトホールディングスです。


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2008年7月2日



長期投資優良銘柄



買い推奨 電通     目標株価 30万円。現在の株価 23万円。

買い推奨 エイブル   目標株価2000円。現在の株価1226円。

買い推奨 綜合警備保障 目標株価2000円。現在の株価1308円。



内容は暇だったら追記します。

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2008年5月14日



買い推奨 サンゲツ 目標株価3000円。現在の株価1893円。




インテリア商社最大手のサンゲツです。

原材料価格の高騰と建築不況で株価は下落しています。

壁紙でシェアナンバーワン。カーテンでも上位ですが、こんなことはどうでもいいんです。

その刮目に値することは、自己資本比率85%という財務の堅牢さです。

ほとんどマネーの塊の会社と考えていいでしょう。

そして何よりも良いのは、余ったお金をおかしなことやM&Aなどに使わないことです。

サンゲツは余ったお金で、主に国債を買い漁っています。(土地建物を除くだいたいの資産の内訳は国債150億円、外国投資信託50億円、株式50億円、受取手形及び売掛金462億円、現金124億円です。)

現在の株価に対する配当利回りは、3.96%となっています。

この価格帯で買い(1700〜1900円)、長期で3000円になるまで配当を貰い続けて保有するとインカムとキャピタルゲインのダブルプレーで良い投資になるでしょう。

(配当金額が堅持されるかどうかはわかりませんが、株価の下値を支える安全余裕率は十分です。)

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2008年5月1日



買い推奨 ブロンコビリー 目標株価 4000円。現在の株価1540円。




売上高84億円、経常利益13億円、純利益7億9000万円のブロンコビリーです。

ブロンコビリーは、現在、愛知、岐阜、三重、静岡の4県に58店舗を展開するステーキショップで、総資産利益率が15%ととても高い成長企業です。

中京地域で成功したブロンコビリーは、現在関東進出を掲げて出店地を探しています。

ブロンコビリーの経営理念や高収益体質、社長とその経営手法や経営哲学は私から見てとても好ましいものであり、同社の株価はPER5倍と激安です。

ブロンコビリーの株価が大化けする日がくるでしょう。



■追記■2008年5月4日

仮にブロンコビリーのビジネスが成功し全国制覇を成し遂げた場合、株価は私の概算では1万円近くになります。 (現在ブロンコビリーの株式の総発行枚数331万5000株、株価1540円、株式の時価総額51億500万円。一株1万円ということは株式の時価総額で331億5000万円。)

良くあるチェーンビジネスの成功例となるかどうかは神のみぞ知りますが、

愛知、岐阜、三重、静岡の4県で成功したビジネスが、他県で通用しない方がおかしいと私は考えます。

よって4000円の目標株価は控えめでありブロンコビリーが全国制覇を成し遂げるという勢いを見せた時に、その株価は1万円に近づくでしょう。

日本でステーキのチェーン店というビジネスは、今まで優れた成功例がありません。(ダメになった方ならたくさんみましたが。)

しかしバックミラーから未来は見えないという投資の格言の通り、それはやり方によるのだと思います。

似たケースでは、びっくりドンキーというハンバーグのチェーン店が、現在全国に約300店舗ほどを展開し年間売上高385億円となっています。

ブロンコビリーが全国的に成功を収めた場合、その株価は現在の数倍となり株主を大変満足させることになるでしょう。


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2008年4月24日



投機的買い推奨 ガリバーインターナショナル 目標株価 5000円。現在の株価3430円。




売上高1905億円、経常利益86億円、純利益46憶円の中古車買取最王手のガリバーです。

売上高は4.6%増ですが、販売費、一般管理費の増加により経常利益が20.8%減、純利益が29.1%減の2008年2月期決算を受けて株価は暴落しました。

そして、2009年2月期の予想で売上高は3%増としてますが、経常利益、純利益ともに今期よりさらに14%程度減収の予想です。

しかし、全国に500店舗、中古車買取首位ガリバーの知名度は高く浮動株も少ない為、豺狼のような投機家や投資家達はチャンスを窺っていることでしょう。

二番底を付けに行くかどうかはわかりませんが、収益やもろもろを加味しレンジは3000〜5000円だと思います。


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2008年4月22日



買い推奨 大塚家具 目標株価 2000円。現在の株価1335円。




売上高727億円、経常利益47億円、純利益27億円の大塚家具です。

家具の全国チェーン店と言えば大塚家具か二トリです。

この両社の関係は、好立地巨大店舗戦略のヨドバシカメラと郊外型店舗戦略のヤマダ電機の関係に良く似ています。

立地の良い場所にピンポイントに超大型店を配置する大塚家具と、郊外に数多く店舗を配置する二トリ。

上記の家電量販店の対立構造と大きく違う点は、高級家具で富裕層をメインターゲットとして狙う大塚家具と、廉価な家具で一般家庭をメインターゲットにする二トリという狙う顧客層に違いがあるという点です。

結論から言えば勝者は二トリですが、二トリの現在の株価には旨みがありません。

大塚家具の株価は売り込まれており投資妙味があります。

問題点から先に言いますと、大塚家具は三井グループと株式の持ち合いをしていて、三越(現・三越伊勢丹ホールディングス59億円分)、三井不動産(24億円分)帝国ホテル(13憶円分)で約100億円分(その他も含めると全部で120億円)の株式を保有しています。

おもしろいのは、西武ホールディングスの未上場株を5億円分ほどもっています。これは再上場時に利益を出すでしょう。

純資産408億円の大塚家具が120憶円分も他社の株式を保有しているのはやや過大であり、これらの株式が大きく下落した場合の減損は注意事項といえるでしょう。

良い話の方を言えば、2009年に大塚家具仙台店がオープンします。

大塚家具仙台店は仙台駅徒歩五分の好立地に売場面積11900m2という大型店です。

東北の要衝にできるこの大型店は、リッチな富裕層を集め収益に貢献するでしょう。

1000円近辺で買いたいところですが、現在の1335円でも十分旨みのある投資になると思います。


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2008年4月20日



買い推奨 はるやま商事 目標株価 1200円。現在の株価623円。

買い推奨 青山商事   目標株価 3500円。現在の株価2315円。




売上高583億円、経常利益36億円、純利益10億円、業界4位、紳士服のはるやま商事です。

なかなか積極的に出店を繰り返し全国を網羅しようとしているはるやま商事ですが、

期末現金及び現金同等物が81億円あるのに対して、はるやま商事の株式の時価総額は102億円しかありません。

激安です。

ただし残念ながら一族で株を押さえてるのと買収防衛策が植え込んであるのでハゲタカさんに買収されることはないです。


もう一つ同業で狙い目なのは紳士服業界首位の青山商事です。

売上高2137億円、経常利益244億円、純利益115億円の超優良企業です。

青山商事は紳士服で唯一全国展開を完了しています。

いつもながら一番が一番儲かります。

青山商事は買収防衛策がないのと株主構成がかなり甘いので、今後株価が下がるとハゲタカさんに狙われることになると思います。

青山商事の株価2000円割れは買いでしょう。


紳士服業界は少子化など長期的な展望の暗いイメージを持つ成熟産業ですが、大手寡占が進んでいるのでスケールメリットで問題なく利益を補えると思います。

そもそもあんなぺらぺらな同じ形をした高価な消耗品を数社寡占で売れることはすばらしいことです。

一番のポイントは他のアパレルと違い、スーツには流行がないことです。

昨日まで作っていた在庫が流行の終焉とともに明日から売れなくなるということがないのです。

ちょっと生地が良くカッコが良いと値段がぐんと跳ね上がります。付加価値がつけやすいのです。

冷静に考えれば、あんなぺらぺらの服が数万円で平気で売れること自体おかしいく馬鹿げています。

しかし、今後もスーツは問題なく馬鹿げた値段で売れ続けるでしょう。

春が来るたびに新入社員達がスーツを買い漁り、消耗品なので定期的に買い換えてくれます。

少子化という点を除けばなかなか良い寡占ビジネスだと思っています。


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2008年4月4日



買い推奨 東芝プラントシステム   目標株価1200円。現在の株価841円。

買い推奨 日立プラントテクノロジー 目標株価 600円。現在の株価341円。




2010年以降、世界で原子力発電所建設ラッシュが始まります。

現在計画されているのはアメリカ30基、中国30基などで、インドや世界全体ではとりあえず100基ほどが見込まれています。

原発一基の値段を4000億円とすると、原発100基で40兆円ビジネスとなります。

そして世界で原発を作れるだけの大手プラントメーカーは、東芝(東芝と米WH連合)、三菱重工(三菱重工と仏AREVA連合)、日立(日立と米GE連合)しかないのです。

現在の原発の種類は、BWR(沸騰水型原子炉)とPWR(加圧水型原子炉)に分けられます。

東芝連合はBWRとPWR、三菱重工連合はBWR、日立連合はPWRとなっています。

そして原発の世界シェアの7割はBWR(沸騰水型原子炉)なのです。

単純にいうとBWRの東芝連合と三菱重工連合は勝ち組で、日立連合は負け組となります。

しかし、原発を作れる大手は実質この3連合しかないので負け組の日立も十分に受注し十二分に潤うでしょう。

東芝がアメリカで原発4基受注(日立連合が内定していたものを横取り)その受注額は1兆4000億円です。

そして中国でも4基、総事業費1兆円規模の受注をしています。

東芝プラントシステムが直近の高値1200円を奪還するのは確実と思われます。

そしてもう一つの盲点は、日立プラントテクノロジーです。

日立プラントテクノロジーの株価は、とても割安で売り込まれています。

これだけの未曾有の原発ラッシュの中で受注が日立に降り注ぐのも確実で、日立の原発部門である日立プラントテクノロジーの業績は上昇し、 日立プラントテクノロジー株の株価を押し上げるのも時間の問題と言えるでしょう。


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2008年4月3日



買い推奨 セコムテクノサービス  目標株価3500〜4000円。現在の株価2480円。




売上高740億円純利益43億円、警備用機器の設置と建築設備の保守が主体。セコム関連受注が4割強のセコムテクノサービスです。

親会社のセコムは日本警備業界のトップで安定しています。

なぜ親会社のセコムではなくセコムテクノサービスなのかというと、親会社のセコムの方は株価が割高で投資妙味が薄いからです。

株安と建築不況の煽りを受けて建築関連に分類されるセコムテクノサービスの株価は大幅に下落してきています。

しかし、セコムテクノサービスの業績の実態である最新の平成20年3月期第3四半期財務・業績の概況を見てみると、売り上げは若干前年同期に比べて劣りますが、 利益では30億8500万円と前年同期を若干上回り、通期の予想でも純利益44億円を据え置いており、前年同期を1億円上回る予定で利益ベースでの業績に翳りは見えません。

つまり、実態は好調なのに建築不況という建築株の連想売りに巻き込まれ株価だけが売られているということになります。

これからの日本は二極化し治安が悪化するのは明白で、防犯系ビジネスは成長産業と言えるでしょう。

劣悪な物を安く買うよりも良いものをほどほどの値段で買うほうが儲ける秘訣でもあります。

欲を言えば2000円ぐらいで買いたいところですが、この値段で投資して十分有益な投資となるでしょう。


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2008年3月31日



買い推奨 インヴァスト証券  現在の株価34900円。




KOBE証券から社名を変更したインヴァスト証券です。

「世界のマーケットに新しい風を」というコンセプトで株、債券、FX、商品先物となんでも取り扱っているオンライン証券会社です。(店舗もあります)

この会社の現在の注目点は、その株価の安さです。

会社の純資産が136億円もあるのに対し、インヴァスト証券の株式の時価総額は22億3800万円しかないのです。(3月31日現在。)

100億円以上の値引き大セールで、言うまでもなく激安です。

仮に今の株価にプレミアムをつけてTOBをかけ、それが成立し、会社を清算すると間違いなく儲けることができるでしょう。

しかし、この会社の株主構成を見ると一族で60%位の株式を保有しており買収は不可能です。

それにしても悲観は行き過ぎており、株価は水準訂正されることを待っている状態といえるでしょう。


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2008年3月10日



レーティング中立 ブックオフコーポレーション(株)  現在の株価489円。




前期売り上げ462億円経常利益34億円純利益19億円。古本販売で業界トップのブックオフです。

本のリユース市場において売上シェア60.9%(2005年)を誇るトップカンパニー。

しかし、上記の決算数字は、不正経理による粉飾決算であり実際の今期の決算数字は良くて純利益10億円前後となるでしょう。

「本を売るならブックオフ」「今すぐ行こうブックオフ♪」とか何とか店内を流れる音楽に洗脳される感じがたまりません。

すでにブックオフの店舗数は1000店舗を突破して、日本の古本業界を完全に制圧し支配しています。

今後日本での成長性はたいして見込めませんが、海外進出も行っているようで、パリ、ロス、NY、ハワイ、ソウル、バンクーバーなどに店舗展開しています。

一番が一番儲かり、一番が一番シェアを拡大するという原則の通り、ブックオフは日本の古本販売最王手であるというネームバリューを生かし、本を宅配便で受け取り買い取るシステムなどで、今後も他を圧倒し日本の古本販売の最王手であり続けることに疑う余地はありません。

しかし株価は、不正経理問題から始まり創業者兼元会長の7億円リベート受け取り問題や(会社に返還するそうですが)、女子社員に対するセクハラをしていたなどの不祥事もあり底なしに売り叩かれています。

株価は割安であり、同社の日本国内に置ける圧倒的優位性は認められるものの、同社の決算数字への不透明感と世界戦略への懐疑からレーティングは中立と致します。

決算が純利益ベースで10億円程度になり、翌年以降も復活基調が鮮明となるのであれば、株価も800〜1000円に回帰回復するでしょう。


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2008年2月25日



買い推奨 ダイエー  目標株価1500円。現在の株価665円。




産業再生機構のおもちゃにされたダイエーです。

現在の株価はただで捨ててあるような値段であり、とても良い長期投資になるでしょう。

詳細は暇だったら追記します。

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2008年2月21日



買い推奨 日本製紙グループ本社  目標株価44万円。現在の株価25万4000円。




売上高1兆1700億円を誇る製紙業界二強の片方です。

原材料高や、偽装問題などもあり売り込まれていますが、製紙業は生活必需産業です。

現在の株価はとても魅力的であり、良い長期投資になるでしょう。


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2008年2月17日



買い推奨 あきんどスシロー  目標株価4000円。現在の株価2200円。




あきんどスシローは、「回転すしで売上高日本一」・「売上高1,000億円」を呼号する回転寿司の雄です。

現在かっぱ寿司のカッパ・クリエイトと売り上げでは拮抗していますが、すぐに抜き去るでしょう。

あきんどスシローは約200店舗、かっぱ寿司は約300店舗。

なぜ100店舗も違うのに売り上げがほぼ同じなのか。

その分かっぱ寿司がまずく効率が悪いということでしょう。

カッパ・クリエイトは過去三期の売り上げが600億円台で変わらないのに対し、あきんどスシローは440億円→510億円→590億円と売り上げを伸ばしています。

これは毎期売り上げが伸びるセブンイレブンと毎期売り上げがぜんぜん伸びないローソンの関係と似ています。

あきんどスシローは現在、中国四国地方に出店進攻中であり、首都圏エリアでも攻勢をかけ店舗展開を進めています。

今後、中国四国地方を平らげた後、九州、東北、北海道とスシローの成長はまだまだ続きます。

最終的に、スシローが「回転すしで売上高日本一」を達成し日本の回転寿司界で天下を取ることは間違いないでしょう。

4000円という目標株価はとても控えめです。スシローが天下をとった場合株価はもっと高くなるでしょう。

あきんどスシローは、ユニゾン・キャピタルを引受先とする第三者割り当て増資によって株主構成で若干揉めています。

しかしこの第三者割り当て増資によって、筆頭株主ゼンショーの思惑である、あきんどスシローとカッパ・クリエイトとの合併構想は遠退きました。

これからあきんどスシローに投資する人にとっては好ましいことです。(ゼンショーにとっては悪夢でしたが)

ゼンショーが持つあきんどスシローの株式は22%まで低下し、ユニゾン・キャピタルは18%の株主となりました。

今後ゼンショーが、自己の思惑であきんどスシローとカッパ・クリエイトを無理やり合併させようとした場合、残り少なくなった浮動株を買い上げての株式争奪戦となるので(そうなる確率は恐ろしく低いですが)、もしそうなった場合、あきんどスシローの株価は青天井となるでしょう。

いずれにせよゼンショーは、今後複雑な思いであきんどスシローの株を所有し続けるでしょう。

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2008年2月15日



買い推奨 バンダイナムコホールディングス  目標株価2000円。現在の株価1191円。




いわずと知れた玩具トップ。

コンテンツ力のバンダイと開発力のナムコの両輪。

1191円という値段はそこそこ高くもう少し安く1000円近辺がベストですが、買い推奨です。

ゲーム産業というビジネスは、近年開発費がかかるビジネスになり、大手寡占が進んでいます。

大きいものが小さいものを倒していく、小さいものは自然消滅していく成熟産業です。

しかしそれでも文化水準が進んだ人々は、暇をもてあまし娯楽を求めます。

ゲーム産業大手は、3〜5年サイクルでヒットに恵まれると思っています。

強力なコンテンツを持つバンダイと開発力のあるナムコ。

バンダイナムコホールディングスは珠玉の拾い物となるでしょう。


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2008年1月18日



買い推奨 北海道コカ・コーラボトリング(株)  目標株価1000円。現在の株価565円。




配当を崩さないので準公益株と考えて良い北海道コカ・コーラです。

現在の株価で配当利回り3.19%と3%を超えています。

この株価で買い、永久に保有して1000円になるまで配当をもらい続けるとおいしいでしょう。

(コーラも送られてきます)


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2008年1月11日



買い推奨 エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ 目標株価20万円。現在の株価112000円。




ま、適当に。

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2007年12月14日



買い推奨 IHI 目標株価420円。現在の株価210円。




IHIは東証が監理ポストに入れた為に暴落しています。

事の発端はIHIが仕事を受注しすぎて仕事の納期が間に合わなくなり、多額の違約金などが発生したという低レベルな話です。

それにより過去にさかのぼり決算を訂正する為、東証は有価証券報告書の虚偽記載という項目に当たるかどうかを審査するために杓子定規に IHIを監理ポストに入れたという事です。

しかしこの程度のことでは上場廃止はないので監理ポスト明けに株価が上がることは疑いないでしょう。

なおIHIは受注好調な上に古くからの会社なので含み益も多く、つい先日も江東区豊洲の土地を第一生命に売却し特別利益772億円を出して損失に対応するキャッシュを用意しています。

まさに東証がくれた一足早いクリスマスプレゼントと言ったところでしょう。

どこまで下がるかはわかりませんが、この値段からでも買っておけば監理ポスト明け又は近い将来に儲かることは疑いがありません。

買い推奨 IHI 目標株価420円。現在の株価210円。


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2007年10月15日



買い推奨 加ト吉 長期保有 目標株価1000円 現在の株価560円。




加ト吉は売り上げ3000億円、純資産800億円の日本の大手冷凍食品企業です。

加ト吉は、循環取引やミートホープ事件など一連の不祥事で株価は500円近くまで売り込まれました。

不祥事後、加ト吉を運営しているのは創業家ではなくJT(日本たばこ産業)です。

JTの予想売上高は6兆4100億円、予想純利益は2560億円の巨大企業で、純利益の半分以下で現在の加ト吉を丸ごと買えてしまうほどの巨大企業です。

ここでJTの戦略と過去の買収の歴史を見てみましょう。

JTの基本戦略は、JTが以下のように宣言しています。


『JTでは、現在「たばこを中核とした多角化・国際化成長企業への変貌」を目指し、医薬、食品事業を第二・第三の柱と位置づけ、最適な事業投資を通じた企業価値の増大を図ってきています。

その中で、食品事業については、飲料・加工食品事業を中心に積極的に資源投入を図り、着実に成果も上がっています。』


JTの過去の買収の歴史は以下の通りです。


平成10年ユニマットコーポレーション(現在のジャパンビバレッジ、自動販売機大手)の株66.7%を148億円で株取得し子会社化。

同年、鳥居薬品の株54.5%を415億円で取得し子会社化。

平成11年米RJRナビスコの米国以外のたばこ事業を9400億円で買収。

同年、旭化成の食品事業(売り上げ480億円)を、240億円で買収。(旭フーズ、サンバーグ、一品香食品、日本食材加工、旭食材、ヨンゴー、タイフーズ、ハンス)

平成12年加ト吉との資本業務提携74億円(加ト吉株の5%取得)

平成14年東急百貨店のパン製造子会社を37億円で買収。

平成19年英ギャラハー(たばこ会社)を2兆2500億円で買収。


JTは良くも悪くも宣言の計画通り、お役所仕事のように買収事業を展開しています。

しかし既存の立派な事業を買収するというのは、だいたいまともな価格でプレミアムをつけて買いますから、JTは投資対象として何の旨みもありません。

JTは今回の加ト吉の不祥事で、加ト吉創業者一族を経営陣から追い出し人事を一新しました。

しかしJTは加ト吉株を5%しか所有していないので、経営陣から創業者一族を追い出しただけでは、完全に加ト吉を支配できません。

そこでJTのお役所的な思考回路(事実JTの筆頭株主は日本国財務大臣)、過去の手口や資金力を見ても買収してくるのは時間の問題だと思います。

次は、加ト吉の冷凍食品事業について考えてみましょう。

ユダヤの格言に「女と口を狙え」とあり、毎日必然的に消費される食品事業は、なかなか良いビジネスモデルです。

文明の進歩発展と比例して家庭用冷蔵庫の冷凍庫の大きさが大きくなることは純然たる事実として良く知られています。

あなたの家の冷蔵庫の冷凍庫スペースも昔より大きくなっているはずです。

世界経済が発展するごとにインフラが整備され、世界中で冷凍食品の需要が高まります。

中国ブラジルインドロシアなどの国が文化文明的に進歩発展してきているので、冷凍食品産業は世界的に見て成長産業と言えるでしょう。

そして「二番底は黙って買え」という格言もありますが、9月の下旬に加ト吉は2番底をつけています。

@膿を出し切った。AJTが買収してくる。Bビジネスモデルが良い。C冷凍食品は成長産業。Dやや安い妥当な投資価格。E二番底をつけた。

現在の加ト吉の株価は不祥事で売り込まれ適正よりもやや安い位で決して「激安」ではありませんが、上記のE点の理由を総合して加ト吉の株を買うことを強くお奨めします。



2007年10月15日 買い推奨 加ト吉 長期保有 目標株価1000円 現在の株価560円


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2007年10月9日





長期保有 買い推奨。オリエントコーポレーション。目標株価1000円。現在の株価142円。



麦藁帽子は冬に買え。

株を買うならテンバーガー。



どちらも投資をする人には耳慣れた言葉です。

麦藁帽子は冬に買えとは、安い時に買えということであり、

株を買うならテンバーガーとは、10倍になる株を買えということです。

現在カード会社の株は過払い返還請求の引当金で大赤字で叩き売られています。

なぜこのようなことが起きたかというと、出資法と利息制限法の狭間であるグレーゾーン金利の存在のせいです。

しかしその膿も出し切りました。

カード会社のビジネスモデルは、有料橋といわれるほどすばらしいビジネスモデルです。

まず在庫がなく、人々がカードで買い物をするたびにお金が入ります。

今こうしてあなたが文字を読んでいる間にも、日本中でカード決済が行われカード会社にお金が入っています。

日本中の人が24時間カードを使ってカード会社に献金してくれるのです。

そしてグレーゾーン金利による、過払い返還請求で多額の引当金を積んで膿を出した今でもその有料橋であるビジネスモデルはなんら変わってないのです。

この膿を出し切ればまた「ちゃりーんちゃりーん」と有料橋ビジネスが始まります。

いろいろな投資方法がありますが、その中でも優れた投資方法として知られるのが、良いビジネスモデルの会社の株を安く買うことです。

株というものは利益の先食い商品であるという一面を持っています。

どういうことかといいますと、その会社が将来得られる利益を先に株価に反映してしまう性質があります。

そして何年先までその収益を織り込めるかという計算をする時に、その会社のビジネスモデルがその計算を大きく左右するのです。

例えば、普通の製造業でなにかヒット商品を出したとしても、ヒット商品の寿命が短いことは多くの人が知っています。

今期はヒット商品が出たから大黒字でも、来期は赤字かもしれません。

なので一時的に株価が上昇しても、その一時的ヒットを株価が織り込んでしまえば株価は急速に収縮に向かいます。

一時利益とみなされてしまうからです。

しかしビジネスモデルの良い会社の場合は、その収益が未来永劫、永遠と続くと人々を錯覚させてしまいます。

そしてその安心という錯覚によって、その会社の株価は未来の収益を織り込み続け上昇を続けます。

まさに押目待ちの押目なし「お金で買えない価値がある。」というおかしな話になってくるのです。

カード会社に投資すれば「ああ、今この瞬間も日本中の人がカードで買い物をして私のカード会社に献金してくれている。」と毎日の生活がうれしくなりること請け合いです。

カード会社に投資するのは、膿を出し切り株が叩き売られている今でしょう。

カード会社大手のオリエントコーポレーションに投資して長期保有することを強くお奨めします。

高い確率で未来のテンバーガーになるでしょう。

長期保有 買い推奨。オリエントコーポレーション。

目標株価1000円。現在の株価、オリエントコーポレーション142円。


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2007年10月2日



ニコニコ動画の価値。




買い推奨 ドワンゴ 目標株価20万円 長期で40万円 現在の株価13万4000円。



皆さんは、ユーチューブを知っているだろうか?

ユーチューブは、世界的な動画配信サイトである。

グーグルがユーチューブを約16億5000万ドル(約1900億円)で買収した。

日本においてユーチューブよりアクセス数が多いのが、

ドワンゴという上場企業が運営するニコニコ動画である。

(正確には、ドワンゴが75.1%を出資して株式会社ニワンゴを設立し、

そのニワンゴがニコニコ動画を作っている。よってドワンゴがニコニコ動画の所有者である。)

ニコニコ動画もユーチューブも著作権違法という問題を抱えている。

しかし問題は問題として置いておいて、

現実にグーグルはユーチューブを約16億5000万ドル(約1900億円)で買収しているのである。

ニコニコ動画がこのまま成長した場合、

ニコニコ動画というコンテンツに巨額の価値が発生することは疑いない。

現在ドワンゴの株式の時価総額は270億円で、

現在の株価は、株主資本214億円に裏づけされた株価であり、

まだほとんどニコニコ動画のコンテンツ価値が株価に反映されてない状態である。

ニコニコ動画が日本のユーチューブとして確固たる地位を確立した時、

ユーチューブの買収価格である1900億円の10分の1としても190億円で、

ドワンゴの株主資本214億円、株式の時価総額270億円に比べて巨大な金額になります。

ちなみに1110万人のユーザーを抱えるというミクシィは、

現在株式の時価総額で1500億円の値段がついている。

いずれにせよ、ニコニコ動画の会員数が1000万人を突破した時、

ニコニコ動画の価値が190億円でも1500億円でも1900億円でも、

ドワンゴの株価はニコニコ動画の価値を織り込み激変するだろう。

愚者は成事に暗く、賢者は未萌に見るという。

ここは先行投資を行いたい。



追伸




ニコニコ動画の現在のユーザー数はサーバーの問題などもあり

300万人程度ですが、私見としてニコニコ動画側の受け入れ態勢が整えば、

ユーザー1000万人を超える日は近いと思います。

動画に書き込みができるので中毒性がありとても面白く、

ユーザーの滞在時間がユーチューブなどより長いこともデーターとして出ています。

グーグルのユーチューブ買収額1900億円、ミクシーの時価総額1500億円。

ニコニコ動画の未来の価値がいくらになるかわかりませんが、

仮に1000億円とした場合、ドワンゴの株価は4倍に跳ね上がります。

まさに大爆発の可能性といったところでしょう。



買い推奨 ドワンゴ 目標株価20万円 長期で40万円 現在の株価13万4000円。


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2007年10月2日



コクヨ。




いわずと知れた事務用品最大手の会社です。

同社の株価は、なぜか低迷している。

同業の革命的追従者アスクルの影響がないとは言えない。

しかしコクヨの売り上げは3395億円と依然巨大で、しかもアスクルの倍もあり好調に推移している。

コクヨの純資産は1886億円であるのに対して株の時価総額は1477億円。

明らかに割安であり長期的に見れば絶好の投資対象となるでしょう。

2007年10月2日 買い推奨 コクヨ 目標株価1700円 現在の株価1148円 


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2007年9月30日



IHIが最大900億円に迫る巨額損失を発表した。

これによりIHIは海外のボイラー関連事業の撤退を検討、

リスク評価や原価の妥当性を審査する組織を社内に新設する。

IHIの株主資本は2300億円程度であり、

900億円と言えば屋台骨を揺るがしかねない損失である。

しかし真の問題は、損失額よりもビジネスモデルと信用の毀損にある。

IHIの経営陣は、自分の会社の本業すら管理できない無能さを、

白日の下に露呈したのである。

そもそもボイラー関連事業の撤退などと簡単に言っているが、

これからは「プラントは作りますがその一部であるボイラーはIHIでは作れません」

などと商談の席で言うのだろうか?

無能な経営陣に率いられる会社は致命的であり、

毀損した本業と信用の修復には多大なる時間と労力が費やされることになるだろう。

結論を言うとIHIは280〜250円ぐらいまで下落すると予想する。



2007年9月30日 売り推奨 IHI目標株価280円 現在の株価361円








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